腐敗した世に天使が舞い散る
聖者の足音 待ちわびる静寂
暗闇に灯した火 思い出映し
余り物 運んでは名を呼んだ
時を告げる鐘に瞳閉じる
鎮魂歌()響く聖なる夜
翼折れた俺だけの宇宙
孤独を飲み干すSilent Night
幼き少年よ 悪夢を打ち砕け
紅をほどく先 待ち受けるのは
終わりなき旅路への入り口さ
暗黒の世界 駆けてく夜
そっと追憶を彷徨いながら
秒針が音を立て 喜びが降り積もっていく
問い掛けてみるのさ 胸の奥
鎮魂歌()響く聖なる夜
何もかもが満たされた宇宙
果てなき想い解き放つのさ
味わい飲み干すSilent Night