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飲みかけのフロート 入道雲 君の笑う顔
まだ届かない思いもきっと浮かびあがるよ
すぐ隣で君が笑うのに僕はまだ言い出せない
ちょっと余るぬるい炭酸は夏の空に弾けていた
僕は 僕は飲み込んでいた
いつか夢に見たささやかな瞬間がーー
飲みかけのフロート 入道雲 君の笑う顔
まだ届かない思いもきっと浮かびあがるよ
何気ない時間もきっと宝物だよ
まだ届かない思いもいつか伝えられるよ
ほら, 終わらない夏はずっと続いてく
何回目かの夏は今年も何もなかったようにやってきた
別れの時に縛られてる僕はまた夏に迷い込むんだ
いつか夢に見たささやかな瞬間が
やがて色褪せてく 古いアルバムみたいに
何気ない時間もいつか忘れちゃうのかなあ
ひとつ余る空のグラス ふっと思い出すんだよ
飲みかけのフロート 入道雲
君がいなくてもほろ苦い思い出を溶かしてゆく
届かなかった思いもみんな宝物だよ
ふたりっきりの甘い夏 きっと続いてる